アルテのコスメ
「酒さ様皮膚炎」には、天然成分100%のオーガニックコスメを
「酒さ様皮膚炎」の原因は化粧品?
「酒さ様皮膚炎」という皮膚病を知っていますか?
最近、「酒さ様皮膚炎」の方の相談が増えています。
実は、「酒さ様皮膚炎」の原因には、化粧品の合成成分が大きく関わっています。
化粧品に配合されている合成成分の代表的なものをあげると、合成界面活性剤や合成防腐剤、合成ポリマーなどですが、とくに合成界面活性剤が「酒さ様皮膚炎」の大きな原因になっていると思われます。
油と水を混ぜ合わせる働きがある合成界面活性剤は、洗浄成分として、洗顔フォームやクレンジングに、そして乳化剤として、クリームや美容液に使われています。
つまりほとんどの化粧品アイテムに配合されていると言っていいほど、多用されています。
しかし合成界面活性剤には、たんぱく質を変性させる作用があり、徐々に肌バリアを薄くしていきます。たとえば洗顔フォームを使ったとき、皮膚がヌルヌルしませんか? それは合成界面活性剤が肌のたんぱく質にくっついて溶かしているからです。
そのような化粧品を毎日、使い続けていれば、徐々に肌が薄い敏感肌になっていきます。さらに慢性的に赤みや湿疹がある肌になり、やがて「酒さ様皮膚炎」になっても不思議ではありません。
ステロイド剤の使い過ぎでかえって悪化?
「酒さ様皮膚炎」の原因は、化粧品の合成成分だけではなく、ステロイド剤の使い過ぎも関わっています。赤みや湿疹などの肌トラブルで皮膚科を受診すると、必ずと言っていいほどステロイド剤が処方されます。ステロイド剤は驚くほどよく効くので、いったん皮膚病はきれいに治ります。しかし皮膚病は繰り返しあらわれる場合も多く、再々、症状があらわれて病院に行くたびにステロイド剤が処方されます。厄介なことに、ステロイド剤をやめると、リバウンドを起こし、症状が悪化してしまう傾向があります。
肌トラブルの症状がひどくなると、ステロイド剤は、強いものへと変わっていきます。しかしステロイド剤を使い続けると、肌の免疫力が次第に失われ、肌は、ターンオーバーや肌再生、保湿などの本来の働きをすることができなくなっていきます。ついには、ステロイド剤もいっこうに効かない、深刻な状態へとなっていくのです。
その結果、肌トラブルの中でももっとも深刻な「酒さ様皮膚炎」になってしまうケースが少なくありません。こうなってしまうと、医師でさえ、「匙を投げる」と言われています。
「酒さ様皮膚炎」の症状で皮膚科に行っても、ステロイド剤が処方されることもあります。しかしステロイド剤を安易に使うのはとても危険です。 まずステロイド剤を使わずに肌の健康を取り戻すことを考えましょう。そのためには、天然成分100%の本物のオーガニックコスメを使ってスキンケアをすることをおすすめします。オーガニックコスメの主役である植物の力を活用することによって、肌を健康にし、「酒さ様皮膚炎」を徐々に改善することは可能です。
天然100%のオーガニックコスメで肌を健康に導く
「酒さ様皮膚炎」は、肌が薄くなっている状態なので、改善のためには、合成界面活性剤などが使われていないコスメを選ぶことが必要です。しかし注意したいのは、オーガニックとうたっていても、全成分をみると、合成成分が入っているコスメが多いのが現状だということです。しっかりと全成分をチェックして、天然成分100%の本物のオーガニックコスメを使いましょう。
つまり本物のオーガニックコスメは、つけたときにしっとり感を与えるだけではなく、肌そのものが本来の働きを取り戻し、肌のスムーズなターンオーバーや皮脂分泌ができるようにしてくれるのです。本物のオーガニックコスメを使ううちに、次第に肌が内側から潤うようになり、肌が本来の厚みを取り戻し、薄い肌が徐々に改善されていくのを実感するはずです。
●まず、洗いすぎに注意しましょう。症状が深刻な場合は、湯洗いにしましょう。
●洗顔の後の化粧水は、カミツレ水、ラベンダー水、ローズ水がおすすめです。
●化粧水の後の保湿として、アーモンドオイルやアプリコットオイルなどを使ってください。
またアルテのベビーオイルも刺激がないのでおすすめです。
以上のように、天然成分100%のシンプルなスキンケアを続けてください。つけすぎは、かえって肌が自ら治ろうとする働きを阻害してしまいます。早ければ2週間から1ヶ月ほどで改善のきざしが見えてくるはずです。
化粧品と環境ホルモン
化粧品と環境ホルモン
オーガニックライフというと、とかく食べ物に目が向けられがちです。
有機農産物や食品添加物を使っていない加工食品を摂ることで、たしかに体内の化学物質をおおいに減らすことができます。
でもいっぽうで見落とされているのが、化粧品の「経皮毒」。
実は化学物質は、化粧品を使うことによって肌からも侵入して、体内に蓄積し、アレルギーや病気の原因となっています。
天然成分100%の化粧品を使うことは、素肌だけではなく、体の健康を守るうえでも大切なことなのです。
パラベンが乳がんの原因に?!
「化粧品は、直接口に入れるものではないので、食べ物ほど気をつけなくても大丈夫」と思っていませんか? しかしそれは、健康にとって大変危険な思い込みです。
アメリカの有害物質専門家のイヴォンヌ・バーカート博士は、化粧品に含まれる化学物質が、ニセのホルモン(=環境ホルモン)となって働くと警告しています。
例えば化粧品に使われるもっとも一般的な合成防腐剤パラベンは、肌を通して体内に入り、脳、胸、性器などにある女性ホルモン受容体に達すると、ホルモンと同じ働きを発揮して、細胞の増殖を行う指令を下すというのです。
通常、ホルモンは必要なときに必要な量だけ、私たちの体内で作られます。しかし化粧品に含まれる化学物質は、肌からやってきたニセのホルモンとなって身体に入り、影響を及ぼすことに。その結果、近年、増え続けている乳がんに罹るリスクを高めてしまうことになるのです。
ほんの少しの量で作用するホルモン
ホルモンは、ほんのわずかな量で働きを開始することができます。化粧品に使われているパラベンは、量がわずかなので問題がないと言われてきました。しかし環境ホルモンという視点から見ると、決して「少ないから大丈夫」とは言えないことがわかってきます。
たいへん怖いことに、一般的な化粧品で、最も多く使われている合成防腐剤が、パラベン(表示名称・メチルパラベン、プロピルパラベンなど)です。パラベンは、1パーセント以上、使ってはいけないという規制があります。つまり100mlの化粧水であれば、1ml未満なら使うことができるのです。
しかし環境ホルモンという視点からみると、それは決してわずかな量とは言えません。なにしろ一生のうちに分泌される女性ホルモンの量は、たったティースプーン一杯(5ml)というのですから。そのようにホルモンは微量なナノ単位量で働くことができるのです。
イヴォンヌ博士は、「合成成分の化粧品をつけるということは、大量の環境ホルモンに暴露されることになる」と警鐘を鳴らしています。
ほぼ毎日、多くの女性は化粧品を使っているわけですから、いわばニセのホルモンを肌から大量に吸収し、身体に悪影響を与えていることになります。
イヴォンヌ博士は、パラベンだけではなく、合成ポリマーや合成界面活性剤もまた環境ホルモンになりうる化粧品成分であることを明らかにしています。そんな博士の警告は、化粧品を使う女性のほうが男性よりも乳がんや化学物質過敏症になることが多いという現状にも表れています。
化学物質フリーの化粧品で乳がん発病率のレベルが下がった!
イヴォンヌ博士は、化粧品と環境ホルモンの関係について、ある興味深い実験をしています。
41人の乳がんにかかった女性を対象に、28日間、まったく化学物質を含まない化粧品を使ってもらったのです。実験終了後、ほとんどの被験者のガンのレベルが下がったという結果が出たのです。この実験から化学物質を含む化粧品は、肌荒れの原因になるだけではなく、より深刻な影響を体に及ぼしていることが明らかになりました。
イヴォンヌ博士は、昨今、若年層のガンが増えていると指摘し、その理由は女性が早い年齢から化粧品を使うようになっていることをあげています。
「アメリカでは、12歳以下の子供たちまで、メイクをするようになってきています。ガンといえば、これまで60代以上の病気でしたが、20代や30代でもガンになる人が増えています。体内で蓄積される化学物質がある量を超えると、それが病気となって表れるのです」。
しかしそのような状況は、アメリカに限ったことではなく、日本でも同じです。小学生向けにメイクの雑誌が販売されたり、若年層のガンが増えたりしています。
わからない成分が入った化粧品は使わない
イヴォンヌ博士によれば、深刻な病気にかかりやすくなるリスクを回避するために、まず心がけたいことは、「とにかく化学物質が入っていそうな化粧品は避ける、よくわからないものは使わないことです」。
化学物質フリーの化粧品を選ぶことは、美容のためだけではありません。それは自らの体の健康を守るために重要なことなのです。
化学物質フリーの化粧品はどこで手に入るの?
化学物質フリーの化粧品を手に入れるためには、化粧品の全成分を見て、それらが何からできているのかがわかる力が求められます。しかしそれは消費者にとって難しいことです。そんなとき、JOCAマークを目印にして化粧品を選ぶのも良い方法です。JOCAマークは、「日本オーガニックコスメ協会」が、2017年に、完全・化学物質フリーのオーガニックコスメを消費者が選べるようにするために作りました。
肌につけるものは、完全・合成成分フリーを目指しませんか?
「アルテ」では、スキンケア用品、ヘアケア用品、メイク用品はすべて天然成分100%「日本オーガニックコスメ協会」のJOCAマーク取得のものを取り扱っています。
くすみを予防する植物の力
くすみを予防する植物の力
先日、お客様から「アルテ」のローズ洗顔フォームについてお問い合わせがありました。
「この洗顔フォームで洗った後、肌が白くなるんですが、何か入っているんですか?」
どうやらお客様は、肌を白くする合成成分が入っているのではないかと心配されている様子でした。
「アルテ」は、そもそも合成成分をまったく使わない化粧品作りを目的として設立された会社で、その処方は、天然成分100%基準を推奨する「日本オーガニックコスメ協会」がアドバイスしています。
もちろん美白の合成成分など入っているはずがありません。ただ全成分を見てみると、保湿することによってくすみをケアする美容植物が数多く配合されています。
「アルテ」のローズ洗顔フォームの全成分は次のようになります。
※カニナバラ果実=ローズヒップ
この中で、とくに保湿の働きによってくすみのケアにすぐれていると言われているのが、甘草、スイカズラ、ソウハクヒ、ドクダミ、ハトムギ、薔薇エキス、カミナバラ果実、ワレモコウなどです。
「アルテ」は、伝統的な植物療法を尊重して、化粧品に配合する植物を決めています。
合成成分の美白作用は、肌にダメージを与えながら働きます。そのためたとえ白くなったとしてもいわば肌を老化させているのです。
いっぽう植物は、保湿の働きによってくすみを改善することによるものです。
くすみケアでも、合成成分と植物では、まったく正反対の働きをしているのです。
化粧品を効果や使い心地だけで選ぶのは危険!
化粧品を効果や使い心地だけで選ぶのは危険!
一般的なコスメの効果は、合成ポリマーのおかげ
天然成分100%のオーガニックコスメを使うようになってから、「慢性的な肌の乾燥が無くなった」、「クリーム無しでも潤うようになった」という嬉しい声がよく届きます。
しかしそのいっぽうでときどき、オーガニックコスメに切り替えたけれど、「肌に艶がなくなった」、「しわが目立つようになった」という声が寄せられることがあります。
いったい何故なのでしょうか?
そこには実は、その方がこれまで使ってきた化粧品に合成ポリマーが配合されており、それにすっかり頼る肌になっているという問題が隠れ潜んでいます。
化粧品は、どんなふうに選んでいますか?
ほとんどの人が売り文句の効果や使い心地で選んでいるのではないでしょうか?
でも要注意です。
ほとんどの一般的な化粧品には、クリーム、美容液、ファンデーション、化粧水に至るまで、一時の効果や使い心地を良くするために合成ポリマーが多用されています。
肌をビニールコーティングする合成ポリマー
合成ポリマーとは、いわば肌の表面をビニールコーティングする液体状の成分です。
つけた途端に肌の表面に張り付いて、「ハリやツヤが出る」、「しわが目立たなくなる」、「潤いが出た」ように見え、感じられる、まさに魔法のような成分です。とくに乾燥肌ケアやアンチエイジングをうたう化粧品にはなくてはならない成分です。
しかし肌は合成ポリマーのビニールで覆われたままになっているうちに不健康になり、どんどん肌本来の働きを失っていきます。
健康な肌には、常在菌(美肌菌)が棲んでいる
もともと肌には美肌菌とも呼ばれる常在菌が棲んでいます。
常在菌は、肌が分泌する皮脂を食べて代謝することによって、肌の表面に潤いや艶を保たってくれています。
しかし合成ポリマーのビニールに覆われた肌は、皮脂の分泌が阻害されてしまい、大切な常在菌が棲めない環境になってしまうのです。
そのため合成ポリマー配合の化粧品をつけているうちは、肌に潤いやハリ・艶があるように見えても、夜、すっかり洗い流すと、本当の肌の状態があらわれます。
鏡に映っているのは、年齢に不相応な乾燥やシワ、たるみが気になる本当の素肌ですが、それは合成ポリマー配合の化粧品を使い続けた結果です。
でもほとんどの方は、合成ポリマー配合のナイトクリームや美容液をつけてごまかしてしまいます。
しかし24時間、合成ポリマー漬けの肌は、ほぼ完全に常在菌が消滅していくため、どんどん素肌の乾燥が進み、結果的にカサカサ粉を吹いたような素肌、疲れた年齢肌を促進させてしまいます。
さらに怖いのは、合成ポリマーは、強力な洗浄成分を使わなければ落ちないことです。そのため強力な合成界面活性剤配合のクレンジングを必要とします。その結果、肌の表面をそのまま合成ポリマーごと削り取るような洗顔になってしまいます。そんな洗顔を繰り返していると、当然ながら肌が薄くなり、ちょっとしたことで,赤みや痒みが出る敏感肌になってしまいます。
合成ポリマーに頼らない、健康な肌を取り戻す
合成ポリマーの化粧品成分は次のように見分けることが出来ます。
成分名の後ろに、~メチコン、~ポリマー、~コポリマー、~クロスポリマー、~アクリルという言葉がついている成分。そのほかにポリクオタニウム、カルボマー、流動パラフィンなども合成ポリマーに該当します。
本当の素肌の健康と、そして改善を望むのであれば、ぜひ合成ポリマー入りの化粧品にさようならをしましょう。
本来の肌の働きを取り戻すために必要なことはただひとつ、常在菌が棲める肌環境を育むことです。そのためには、合成ポリマーだけではなく、合成界面活性剤や合成防腐剤などの合成成分が使われていない化粧品を選ぶことが求められます。
肌の上に常在菌が棲める肌環境を作り出すことによって、内側から潤い、見かけではなく本当の艶・ハリがある肌を回復することは可能なのです。
真のオーガニックコスメは、肌の常在菌を元気にする
オーガニックコスメは、一時的な見かけの効果ではなく、肌そのものを健康にすることによって、肌本来の働きを活性化し、守ることを目的としています。 ただしオーガニックコスメと称していても数多くの合成成分が使われている製品が多いという現状があります。たしかにオーガニック栽培の植物エキスは使われているけれど、合成ポリマーや合成界面活性剤が使われており、これもまた常在菌が棲みにくい環境を作り出します。 真のオーガニックコスメは、天然成分100%で作られています。つまり常在菌が食べることができる素材で出来ていることが真のオーガニックコスメの必要条件となるのです、 皮脂を食べる常在菌にとって、天然のオイルや植物エキスもまた食べ物になるわけです。 「日本オーガニックコスメ協会」のJOCAマークが天然成分100%にこだわる理由は、肌の常在菌を元気にする化粧品を使ってもらいたいからなのです。
国産オーガニックコスメ「アルテ」の製品について
「アルテ」は、天然成分100%の国産オーガニックコスメを作ることを目的として設立された会社です。
各製品は、オーガニック植物エキス、オーガニックオイルを配合するだけではなく、乳化剤も防腐方法も天然成分によって実現しています。つまり丸ごと、肌の常在菌が食べられる素材だけで作られています。
おすすめ商品
アルテ オーガニック・クレンジング
肌の常在菌を元気にする天然成分100%のクレンジング
内側から潤う肌へと導くオーガニックオイルとオーガニック植物エキスを厳選しています。乳化も遺伝子組み換えフリーのレシチンでしており、肌にやさしいクレンジングです。
また防腐は、日本と韓国の原料会社が共同開発した、スイカズラ、バジルなどの植物エキスブレンドで実現されています。
オーガニック・クレンジングは、クレンジングとして使うだけではなく、乾燥肌に悩む方には、ミルク洗顔として使うこともおすすめしています。
乾燥肌の原因は、常在菌を死滅させる合成防腐剤
化粧品の合成防腐剤によって常在菌が棲めない肌環境になる
近年、話題になっている腸内フローラと同じく、健康な肌にも常在菌のフローラがあります。常在菌は、肌の健康を保つために欠かせない存在です。常在菌は主に、肌から分泌される皮脂などを食べて潤い成分を作り出し、肌の潤いを保つために大切な働きをしています。
しかし化粧品の合成成分は、この大切な常在菌が食べることができず、とくに合成防腐剤は、常在菌を殺傷してしまいます。つまり化粧品の合成防腐剤は、常在菌が居ない肌環境に作り出しています。その結果、肌は慢性的な乾燥肌に陥り、かさかさと白く粉を吹いているような状態になったりします。
というわけで、乾燥肌に悩んでいる人は、まず化粧品の合成防腐剤を必ずチェックしてください。
一般的な化粧品において、もっとも多く使われているのがパラベンです。パラベンは、1980年代に旧厚生省が定めた、アレルギー性がある化粧品成分「102種類の旧表示指定成分」の中に入っていた石油系の合成防腐剤です。
最近は「パラベンフリー」をうたう化粧品もよく見かけます。
しかし実はパラベン以外にも数多くの合成防腐剤があります。
「パラペンフリー」の場合は、代わりの合成防腐剤としてフェノキシエタノールがよく使われています。フェノキシエタノールは、無添加化粧品によく使われていますが、その理由は、この成分が「102種類の旧表示指定成分」の中に入っていなかったからです。
しかしフェノキシエタノールもまた石油から作られた合成防腐剤で、パラベン同様、1%以上配合してはならないという規定があることからわかるように、その毒性はパラベンと同等です。
EUのオーガニックコスメにもアレルギー性のある合成防腐剤が配合
「認証マークがあるオーガニックコスメなら完全合成成分フリーだから安心」という声もよく聞きます。
意外と知られていないのですが、実はヨーロッパのオーガニックコスメ認証がついている化粧品にも合成防腐剤が使われています。安息香酸Na(ナトリウム)やソルビン酸K(カリウム)などです。これらの合成防腐剤もまた、パラベンと同じく「102種類の旧表示指定成分」に入っており、アレルギー性が確認されている成分です。
何故、ヨーロッパの認証基準で、アレルギー性のある石油系の合成防腐剤が使用できるのか、その理由は定かではありません。おそらくヨーロッパは、世界中に化粧品を輸出しているので、確実に効果のある合成防腐剤が必要であり、そのためにオーガニックコスメにも使用が認められているようです。
オーガニックコスメを使っているつもりでも、その化粧品にアレルギー性のある合成成分が含まれていれば、これもまた常在菌が棲めない乾燥肌を作り出してしまいます。
慢性的な乾燥肌にさようならするためのスキンケア法
慢性的な乾燥肌の改善のために、まず心がけたいことは、常在菌が棲める肌環境を作ること。つまり常在菌を殺傷してしまう合成防腐剤をはじめ、そのほかの数多くの合成成分が入っていない化粧品を使うことです。
ぜひ化粧品の全成分を、「JOCAオーガニックコスメ辞典」などを参考にしながらチェックしてください。おそらく数多くの合成成分が入っていることに気づくと思います。その場合は、すぐに使用を止めましょう。
乾燥肌改善のスキンケアは実はそれほど難しいことではありません。
合成防腐剤をはじめそのほかの合成成分が使われていない、天然成分100%の真のオーガニックコスメを使うことです。
つまり、肌に棲んでいる常在菌が喜んで食べられるものだけで出来たオーガニックコスメを使うことです。それによって常在菌は、保湿成分を作り出し、見事な常在菌フローラを肌の上に作ることができるのです。
常在菌が棲める肌環境が整うにつれて、慢性的な乾燥肌に悩んできた人もしっとりと潤いのある健康な素肌を取り戻すことができます。
天然成分100%のオーガニックコスメを使ったスキンケアで、乾燥肌に今年こそ根本的な改善をして、これからやってくる冬もしっとり肌をキープしましょう。
「アルテ」は、防腐剤も天然成分を開発して使用
常在菌を増やすために特におすすめしたいことは、天然成分100%のオーガニックコスメを使うこと。そのために防腐も天然成分でしているオーガニックコスメを使うことです。
「アルテ」では、ユズ種子エキス、ローズマリーサポニン、レウコノストック/ダイコン根発酵液、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、甘草エキス、オウバクエキス、スイカズラエキスなど、抗酸化力がある植物などを組み合わせることによって天然成分での防腐を実現しています。
このような天然の防腐方法は、これまでの化粧品業界では例がない方法もあり、実現・検証するまでにとても時間がかかりますが、安心安全なオーガニックコスメを皆様にお届けすることこそ「アルテ」にとって何よりの目標であり、喜びです。
「アルテ」の製品はすべて天然成分100%であることを保証するJOCAマークを取得しています。
おすすめ商品
アルテ ローズモイスチャークリーム 40g
アルテ独自のナチュラル乳化法、
天然成分100%のバラの保湿クリーム
アルテ ローズ美容バルサム( 20g、8g)
薔薇とローズヒップ(カニナバラ果実)の組み合わせで、
疲れた肌に潤いを与えてくれるバルサム
アルテの欠品について
現在の社会では、スピードと便利さを重視し、大量生産と大量廃棄が当たり前になっていますが、「アルテ」は、地球から得た資源を無駄にすることなく大切にしたいと考えております。
「アルテ」では、出来る限り、新鮮なオーガニックコスメをお届けするために、大量に生産をせず、小ロットでの生産を心掛けております。
そのために状況によっては、欠品が起こることもありますが、皆様のご理解を頂ければ幸いです。
アルテのガラス瓶について
「アルテ」では、各種のハーブウォーターやローズローションなど、ガラス瓶を多く使用しています。
ガラス瓶は、珪酸という鉱石が主な成分なので、環境中で循環できる自然素材です。プラスチック容器と異なり、自然を汚染することがないだけではなく、ガラス内の化粧品も長い間、変質することがありません。
たびたびお客様から、「スプレータイプにしてほしい」というお声を頂いておりますが、スプレーのノズルがプラスチックになってしまうため、あえてシンプルなガラス瓶を使用しております。
現状では、すべての容器やキャップを自然素材にすることは不可能ですが、「アルテ」では、出来る限り、地球環境に負担をかけないモノ作りを大切にしております。
「アルテ」は、地球環境と私たちの健康はひとつにつながっていると考えています。
アルテは、コスメの「脱石油」宣言をします
美しい地球環境を守るために、コスメも「脱石油」宣言
アルテは、コスメの「脱石油」宣言をします
もともと『アルテ』は、石油合成成分を一切使わないオーガニックコスメを作るために設立されました。
今、気候変動を止めるために、ついに世界は、石油燃料を止め、「脱炭素」社会に向かって動き出しました。
実は、石油から作られるコスメもまた、気候変動の原因になります。
そんな今だからこそ、アルテは、改めてコスメの「脱石油」宣言をします。
化粧品の原料は石油
残念ながら、未だに知らない人も多いのですが、現代化粧品の主要成分は石油です。
スキンケアからメイク用品、そしてシャンプーに至るまで、水以外は、ほぼ石油由来合成成分というのが、現代の一般的な化粧品です。
石油で作られた化粧品が普及したのはほんの90年前からのことで、それは人類史上、かつてなかった異変と言っていいでしょう。
何千年もの間、化粧品は、植物や鉱石などの自然素材から作られてきました。
では、いったい何故、石油が現代化粧品の主役になってしまったのでしょうか?
石油燃料時代が始まった
現代社会において、大量の石油が使われるようになった始まりは、アメリカのペンシルベニア州でのこと。ここは「石油産業発祥の地」として知られていますが、1859年、世界で初めて機械堀りによる石油の大量採掘をしました。
当初、石油はオイルランプに使う灯り用として需要があったのですが、やがてトーマス・エジソンが電球を発明(1879年)したため、石油の使い道は無くなったかに思われました。
しかし間もなくドイツでガソリン車が実用化され、新たに車の燃料としての石油の需要が広がったのです。以後、石油燃料は世界中に普及していくとともに、石油会社は国際的な大企業へと発展しました。
石油が様々な分野で使われるようになった
石油産業が盛んになってくるとともに、燃料以外の石油の使い道も研究されるようになりました。石油を燃料にする過程で、「ナフサ」という余剰生産物が出てきます。効率的な利益を求める石油会社は「ナフサ」を様々な分野で使うことを目指しました。
その結果、「ナフサ」から作られた合成成分は、農薬、医薬品、洗剤、プラスチック製品、合成繊維、合成塗料などなど。つまり私たちの生活周りのありとあらゆるものが、石油由来の合成成分で作られるようになってしまったのです。
そしてまた化粧品もまた原料として石油が使われるようになったのです。
アメリカで作られた石油原料のメイク用品
世界で初めて化粧品が石油で作られたのは、アメリカの映画産業のメッカ、ハリウッドでのこと。美容アドバイザーとして活躍していたマックス・ファクターは、最初は俳優のために石油原料を使ったメイク用品を作りました。
当時、メイクをすることは一般女性からは敬遠されており、それは芸能人や花柳界の女性専用のものでした。マックス・ファクターは、一般女性を対象としたメイク用品を販売することを思いつき、その製品化に乗り出しました。その結果、出来上がったのが「パンケーキ」でした。「パンケーキ」は、またたく間に全米の女性に普及し、さらに世界中に広がっていったのです。
石油がもたらした環境汚染と気候変動
石油原料は価格も安く、規格化された大量生産には、たいへん適していました。石油化学は、現代社会に素晴らしい豊かさを与えてくれたように思われました。しかしやがて石油製品を使い続けることによって様々な問題が露わになってきました。
アメリカで普及した「パンケーキ」は、まもなく深刻な肌トラブルが社会問題となって浮上しました。女性だけがかかる素肌の病気として「女子顔面黒皮病」がアメリカ中に広がりましたが、その問題は海を越え、「パンケーキ」が普及した日本でも1970年代に大手化粧品メーカーを相手どった訴訟が起こされました。
石油の合成成分が引き起こした問題は、メイクに限らず、あらゆる分野で見られるようになりました。
農薬、洗剤、塗料などの石油の合成成分は、自然界では循環することができないため、土壌、水、大気に及ぶ環境汚染を引き起こすことが明らかになってきたのです。
近年、アレルギーやアトピー症、さらに以前にはそれほど多くなかった疾患が慢性化していますが、それは環境汚染によって起きた体内汚染が関わっています。また年々、すさまじいスピードで動植物の種が絶滅へと追いやられています。
さらに最近では、海のプラスチックゴミ問題が深刻化を増しています。その結果として、年々、魚類などが減少し続けています。
全面的に石油を使わないという選択
そして今、もはや国際社会が目をそらすことが出来なくなっているのが温暖化による気候変動です。化石燃料である石油は、燃料や製品として使えば使うほど、二酸化炭素を放出し続け、その増大によって、年々、地球環境の気温があがり続けているのです。
温暖化は、猛暑、大雨、大雪、極度の乾燥による山火事、ハリケーンなどの異常気象となって、私たちの生活を脅かすまでになっています。
1997年に開催された京都温暖化会議以来、世界は二酸化炭素を減らす「低炭素化」社会をテーマにしてきました。しかしそれでは間に合わないのでは?
そしてついに今、化石燃料である石油を使うことを全面的に止めようという動きが出てきました。ヨーロッパは、この10年以内にガソリン車を廃止する「脱炭素社会」、そして「脱原子力」を目指しています。
コスメも「脱石油」宣言を
今、私たちの生活周りにあふれている石油由来製品を見直すことが求められています。今後は、自然界で循環し、地球環境に負担をかけないモノ作りを目指す必要があります。
これまで『アルテ』は、使う人の素肌の健康を守るために、完全・合成成分フリーの化粧品を作ることに徹してきました。
そして今、気候変動の激化を考えると、もはや石油を私たちの周りの日用品やそして化粧品に使う意味がありません。
『アルテ』は、改めてコスメの「脱石油」宣言をします。
完全に石油フリーの、真のオーガニックコスメを使うことは、自身の素肌と健康を守るだけではなく、気候変動を止めることにも貢献できると『アルテ』は考えています。
人と環境の健康はひとつにつながっている
「アルテ」は、人が美しく健康に生きていくために、清浄な環境こそが基盤になっていると考えています。
そのために「アルテ」は、出来る限り、自然界で循環できるガラス瓶を使用しています。
「アルテ」は、製造する化粧品が、使う人にとって安心安全であることはもちろん、使い終わった後に環境中に流れても、汚染の不安がないことを目指しています。
昨今は、プラスチック製品による海洋汚染の問題が浮上してきていますが、「アルテ」は、設立当時から容器が環境汚染にならないようにと、出来る限りガラス瓶を使ってきました。
とはいえシャンプーやコンデショナーなど、お風呂場で使うものは、割れる危険性もあるため、プラスチック容器を使用していますが、化粧水類は、ガラス瓶を使用してきました。
「プラスチックのほうが軽いので便利」という声もよく寄せられるのですが、少しでも環境に負担をかけないものをとガラス瓶を続けて使用しています。
ガラス瓶は、自然界で循環できるとともに、中に入っている化粧水も時間の流れの中で変質させにくいという長所があります。
皆様に、「アルテ」のささやかな取り組みにご理解を頂ければ幸いです。
アルテは、真のオーガニックコスメを作り続けています。
アルテのすべての製品は、「日本オーガニックコスメ協会」のJOCAマークを取得しています。JOCAマークは、完全合成成分フリー・天然成分100%であることを保証するものです。
美しくなるために女性が使う化粧品。
でも現代において、自然界にはない合成成分が数多く使われている化粧品が当たり前になっています。石油から作られた合成成分が化粧品の主役になっているのです。実は「化学物質過敏症」を発症する割合は、男性よりも女性が多く、7割という統計も出ています。
「美しさ」のために、女性はより多くの化学物質を体に運び込むきっかけを持っています。
事実、合成成分の化粧品が当たり前になってから、素肌トラブルだけではなく、様々な問題や疾患が、女性たちの間で増え続けています。
それは、女性の中にある大切な海を汚していくことになるのでは?そんな現代の化粧品に対する危惧から、「日本オーガニックコスメ協会」のプロデュースによって「アルテ」は設立されました。
素肌にも体にも負担をかけない化粧品を作りたい
もう一度、古来からの美容植物を主役にした化粧品を作りたい
その思いから、「アルテ」は、現代の化粧品製造の常識に背を向け、まったく合成成分を使わずに化粧品を製造することを決意しました。
合成界面活性剤も合成防腐剤にもたよることなく、ナチュラルな植物の力だけで防腐方法や乳化を実現すること。その理想に対して、「そんなことは不可能だ」、「ありえない」という声があちこちからあがりました。
しかしその「ありえない」ことにチャレンジすることが真に女性の素肌と体を守ることになり、同時に日本のオーガニックコスメの価値をさらに高めることになるはずと「アルテ」は信じていました。
「アルテ」は、世界一厳しい「日本オーガニックコスメ協会」のコスメ基準に従って、化粧品作りを続けてきました。そして製造会社の協力を得ながら長い研究期間をかけて、天然成分だけで、防腐効果が乳化方法を開発し、完全・天然成分のオーガニックコスメを作り続けてきました。
「アルテ」の名前の由来は、古代世界の女神であるアルテミスです。
アルテミスは、夜ごとに姿を変えていく月の女神であるとともに、自然界のあらゆる動植物の命を守り育む森の女神でした。
自然が贈ってくれたピュアな植物の力をもう一度、現代の女性たちの中に呼び戻したい
そして女性の中にあるもうひとつの小さな海を健やかに保ちたい
そんな思いが、「アルテ」のオーガニックコスメには詰まっています。
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