Contents
肌の乾燥が気になる季節、 「ローズバルサム」で ハリと潤いのある肌に!
バルサムとクリームってどう違うの?
最近、オーガニックコスメで、バルサムというアイテムが目につくようになってきました。
そもそもバルサムって何?
と思っている人も多いのではないでしょうか?
バルサムとクリームの違いは水を使っているかいないかということ。
バルサムの基本原料は、「ミツロウと植物オイル」で水は含まれていません。
※ミツロウとは、ミツバチが巣を作るために分泌する蝋を精製したもの。
それに対して、クリームの基本原料は、「オイルと水」。水を使用しているために防腐剤が必要になります。というのも、モノが腐るのは水があるからなのです。
クリームの場合、「オイルと水」は、もともと混ざり合わない性質のため、必ず乳化剤(界面活性剤)を使用して混ぜ合わせます。しかし、一般的なクリームは、乳化剤として合成界面活性剤を使っています。合成界面活性剤は、たんぱく質変性作用があるために肌を薄くして、肌バリアを壊してしまいます。
また、防腐剤としてパラベンやフェノキシエタノールなどの石油由来の合成成分が使用されています。実は、ほとんどのクリームが肌にとって嬉しくない合成成分のオンパレードで作られているのです。
それに対して、「ミツロウと植物オイル」だけのシンプルな処方で作るバルサムは、乳化剤の必要がなく、水分も含んでいないので、防腐剤も必要ありません。
敏感肌や安全な成分にこだわる方に、バルサムは特におすすめのアイテムなのです。
最高級のダマスクローズ配合の「ローズバルサム」
バルサムの中でも、特におすすめしたいのが、最高級のダマスクローズをふんだんに使った「アルテ ローズバルサム」です。
ダマスクローズと聞くと、ブルガリアを連想する人も多いと思いますが、実はダマスクローズの原産地は、ペルシャ。現在のイランからシリア、トルコに及ぶ地域です。そんな歴史を反映して、ダマスクローズの別名は、「ペルシアンローズ」です。
薔薇は長い歴史の中で品種改良が重ねられ、4万種類もあると言われていますが、ダマスクローズは、8種類しかない原種の薔薇です。実は、薔薇の品種改良は、人間が好む色や形と引き換えに、香りを失うことも多いのが実情です。しかしダマスクローズは、何よりもその貴重な香りを保つために、古代からの原種がそのまま守られ、尊重されてきたのです。
現在でも、最高級のダマスクローズの一大産地は古代ペルシャがあったイランです。その中でも最高ランクとされているのがカシャーン地方のローズオットーと呼ばれる精油です。
カシャーンの薔薇が最高級とされている理由は、その栽培法にあります。標高が2000メートル以上もある山岳地帯で、野生の状態で育てているのです。乾燥の地は、薔薇に地中深く根をはらせ、厳しい寒暖差は、いっそう薔薇の香りを甘く強いものにします。
「アルテ ローズバルサム」は、この最高級のカシャーン地方で伝統的に作られたローズオットーを使用しています。
ローズは、女性の心と体の強い味方です
ローズオットーの香りは、甘く優美で華やか。
その甘い香りには、翳った心を癒し、気持ちを明るく活気づける働きがあります。
薔薇の香りの効果は、現代科学の分野でも、確認されています。心地よい香りは、全身のバランスを整え、健康をもたらすのです。女性特有の不調に働きかけてくれることも確認されています。
また、薔薇に含まれる数多くの成分は、美容素材としても高い価値があり、硬くなった肌をふっくらと柔らかくし、潤いと弾力を与え、くすみのない明るい肌へと導いてくれます。さらに肌の皮脂バランスを整えることにも優れているため、油性の肌にも乾燥した肌にも適しており、その人にとってちょうどいい潤いを保ってくれます。そんな薔薇は、年齢にあわせたお手入れとしても最適です。
薔薇は心にも体にも肌にもパワフルにそして調和的に働きかけてくれるため、揺れ動きやすい女性の心身にとっての強い味方です。
心が沈みがちな冬、最高級のローズオットーの香りの「ローズバルサム」で心も肌も潤いましょう!
洗顔 ⇒ オイル ⇒ 化粧水 ⇒ バルサム+オイル
洗顔の後、化粧水というのが基本とされていますが、ブースター(導入剤)として、先にオイルを入れたほうが、より潤います。オイルの後に化粧水を入れると、オイルに化粧水がなじみしっとりとします。この後バルサムを適量手のひらにのせ、オイルを1~2滴たらして混ぜ合わせると、伸びがよくなりクリームのように顔全体になじませることができます。
お手入れの最後にバルサムを入れることで、化粧水やオイルが蒸発せずに閉じ込められるため、保湿力がアップするのです。
乾燥が気になる冬には、ぜひバルサムを使いこなしてください。
おすすめ商品
長野県で有機栽培したローズやローズヒップなど生薬を配合して、乳化剤を使わずに作っています。美しいピンク色は、シコンエキスの色で、この成分には肌のキメを整えるなどの働きもあります。古い製法で作られているイラン産のローズ油(ローズオットー)、カミツレ油、ゼラニウム油など、すべて天然のオーガニック精油のみのブレンドで、心地よい香りに仕上がっています。